• 心身の状態や発育・発達を把握し、適切な健康観察を行う

  毎日の健順観察

  一人ひとり愛情を持って接し、心身の状態や発育・発達状態を把握した上で、健康観察を行っています。毎日一人ひとりを丁寧に観察し接することは、子どもの安心感にもつながります。
  職員がアレルギーや感染症等に対する知識を共有し、それぞれへの対策も日々の保育に生かしています。
• 健康増進や病気の予防に努める

  心も休息、大切なおひるね

  毎日全力で遊ぷ子どもたちには、十分な休息が必要です。温度や湿度、採光に配慮し、ぐっすりと休むことができる環境を整えます。(4・5歳児は夏季のみ）

  太陽をあびる、散歩や戸外遊び

  たくさんの日に当たることでカルシウムの吸収を促し、骨の熟成につながります。また、免疫能力も高まります。暑さ、寒さを肌で感じることで、皮膚も鍛えられ、風景の移り変わりなどを目にする感動は心の充足につながります。
• アレルギーや感染症等の知識を共有化する

  防ぐための知圃の共有

  ウイルスの感染経路や菌の特性など、確かな知識を学び、職員全員が共有することで、食中毒や集団感染などの被害を防ぎます。衛生的な園内の環境を守ることも子どもの健康を支える重要な要素です。

健康と安全は子どもにとって最も基本的で重要なことです。
それはそこで過ごす「人」の為のものであって、ただ「場」を整えるだけのものであってはいけません。
子どもたちは感染に対する抵抗力が弱く、免疫力もありません。
更に、保育園には同年齢の子どもたちが長い時間、生活を共にするという特性があります。
室内の温度・湿度・換気・採光に気を付け、安全にも十分な注意が必要です。
これらを十分に配慮し、保育園で過ごす人の健康を守り、病気や食中毒の予防を図ります。

安全な給食や手作りおやつ、ほこりや汚れのない室内環境。 子どもたちの健やかな生活のために、十分な衛生管理を行っています。

子どもにとって、清潔で安心な環境をつくるためには、幼児の免疫力や衛生状態を守ることに関する正しい知識を共有することが大切です。菌の特性を理解した上で、その感染を防ぐ具体的な手段を実践することができるよう、園内のそれぞれの場所や活動に応じた衛生管理を行っています。

• 全力で遊べる環境を守る
  全身で遊ぶ場所だからこそ、定期的に殺菌、消毒をしています。
  保育室や水回りはもちろん、遊具やおもちゃなど、複数の子どもが触れるもの、口に入るものは消毒。思いきり遊んでほしいから…のびのび遊ぶことができる場所を守ります。
• 毎日おいしい！毎日安心！

  集団感染が恐ろしい「食中毒」

  温度、洗浄、職員の十分な手洗い、素材、給食室の徹底した衛生管理はもちろん、続かなければ意味がないからこそ、管理体制はシステムとしてしっかりと整えています。菌の特性、感染経路、「防ぐための知識の共有」を職員間で徹底しています。
• 調理室内での貪中毒対策
  給食室は特に気をつけて清潔に保ち、周囲の衛生にも十分気をつけています。
  また、調理員も健康診断、検便を受けることを義務づけており、熱や、傷がある場合は調理作業を禁止しています。
  

  原則として調理員以外は調理室への侵入を禁止しています。保育園では、食中毒予防のため、様々な対策を立てています。

  食中毒予防策

  • 調理前・食事前には十分に手を洗う
  • 食肉を扱った容器、包丁、まな板は熱湯で殺菌消毒する
  • 食材はよく洗い、十分加熱する
  • まな板、包丁、ふきんなどは食材ごとに使い分け、よく洗う
  • 調理後は早めに食べる
  • 調理員の清潔

• 2次感染とは
  「人」を媒介にして持ち込まれた病原菌が、別の人間に感染していくことを言います。乳幼児が感染すると命を危険にさらす恐ろしい病原菌に変わります。
  園においては外部から持ち込まれた菌が登園などをきっかけに園児や保護者そして職員などから保育園の中に侵入していきます。菌の発生を防ぐことはもちろん、まず園外から持ち込まれる菌を遮断することが重要です。
• 重要管理ポイント
  1. 手洗いの徹底
  2. 清潔な環境整備
  3. 感染防止のための必需品の整備
  4. 換気とうがいの徹底
  5. 連絡体制の整備

  保育園では、以上のことを2次感染防止の重要ポイントとして対策を立てています

• 子どもたちのかけがえのない生命を守り通せる環境づくり
  保育園における感染症や食中毒などの危険のほとんどが2次感染によるものです。子どもたちが口にするもの「手」「おもちゃ」そして、「食事」には目に見えない細菌が隠れています。当園衛生管理では、外部から持ち込まれる人体にとって有害な菌だけを除菌するという方法をとっています。
• 保青園での具体的な取り組みについて

  徹底した手洗いの習慣

  集団生活で感染症の感染経路としてとくに重要視されるのが接触感染です。これは徹底した手洗いがもっとも感染防止につながります。正しい手洗いを身につけさせることが保育をする上で大切だと考え、日々実践しています。

  感染症の知識の共有化

  ウイルス別の特性や感染対策、感染後の登園基準や、発症児が出た際の関係機関への連絡システムなど集団感染を防ぐための知識を職員間で共有化。
  必要な時に必要な対処がとれるよう、感染経路を防ぐ対策を徹底しています。

  園内の除菌装置・しくみについて

  病原菌を持ち込まないためには、まず除菌です。
  当園では、手洗いのための除菌消毒の装置や、ほ乳瓶の殺菌庫などの装置を各所に設置しています。

  1. エアタオル
  2. 園舎用除菌装置（駆除）
  3. 空気清浄機
  4. 除菌 ・ 消毒の装置（ポラリエット）
  5. 手洗い ・ うがい ・ 掃除他

• 安全管理・不審者対応について

  安全管理の方針と不審者対応について

  保育園は、利用者である園児、保護者、地域の方々の安心や安全を確保する責務があります。子どもたちが日々元気に遊びまわる保育の現場においては、大なり小なり事故発生の危険があります。保育園での事故をなくすために、日頃から設備や保育内容の安全性を見直し、子どもたちに命の大切さを教えると共に、事故を防ぐための工夫や、緊急時の対応を共通理解して、日々保育をしています。
  保育園では、子どもたちを犯罪被害から守るために、職員間で情報交換、意見交換を行うことにより共通理解を深め、職員一人ひとりが保育園の安全管理について意識の向上を図るものとします。そして、子どもたちが日々の生活で危険なことが環境条件を整えた上で、不審者の対応について職員の誰もが適切な対応をとることができるようにしています。

  施設設備の安全点検

  園舎内外の施設設備の不備または、異常の早期発見のため、あるいは、災害時における危険場所の発見、避難経路の確保など、園生活が安全に送られるように、安全点検記録表を作り、毎週点検を行っています。

  災害時の対策

  災害時の対応については保育園独自で避難用のマニュアルを作るなど、緊急時の対策を職員が共有化し、事故防止に対する認識を高めています。また、実践的な対策として避難訓練を行い、災害の発生に備えて様々な事態を想定し、子どもたちの生命保全を図ります。

  火災

  • 非常ベルが鳴ったら慌てず子ども達を落ち着かせる。
  • その場を離れないように指示を出す。
  • 火元（原因）が分かったら、周りの子を集め、避難を開始する。
  • 靴を履き、安全な場所に避難する。
    　→ 避難の際、危険を避けるため。
  • 間に合わないときは、大人が子どもの靴を持って逃げる。
  • 名簿、保育日誌など名前が確認出来るものを持って逃げる。

  

  地震

  • 揺れを感じたら、子ども達が慌てないよう落ち着いて机の下などに隠れるよう指示を出す。
  • 避難口の確保をする。（窓、戸を開ける）
  • 揺れがおさまったら、子ども達を集める。（出入口に向かって並ばせる）
  • 靴を履き、安全な場所へ避難する。
    　→ 避難の際、ガラスなどの破片でのケガを避けるため。
• 不審者とは？
  正当な理由がなく園舎内に立ち入ったり、立ち入ろうとする者を不審者と呼んでいます。

  万が一不審者に出会ったら

  不審者の特徴や、車のナンバーを記録してください。また、不審者に気づかれないように、携帯電話や子機で警察に通報してください。
  一人ひとりのこ協力をいただくことが安全確保につながっています。怪しい話を耳にしたら、どんな些細なことでも結構ですのでお伝え下さい。こ家庭でも安全管理について話し合ってください。

  不審者を見分けるポイント

  1. 順路（玄関ゲート）を外れていたり、不自然な場所に立ち入ってないか。
  2. 声をかけて、用件をたずねたとき、正当な返答があるか。
  3. 凶器や不審なものを持っていないか。
  4. 不自然な行動や暴力的な態度は見られないか。

  職員一人ひとりが保育園の安全管理について意識の向上を固っています。子どもたちの日々の生活に危険が起こらないような環境条件を整え、不審者の対応について職員の誰もが適切な対応をとることができるようにしています。